海外FX確定申告の必要経費について

こんにちは。
IronFXのサポート担当です。

この記事では、海外FXの必要経費についてご説明したいと思います。

海外FXの必要経費とは？

以前の記事でもご説明したとおり、海外FXは「所得税の雑所得」という区分になります。雑所得は、収入から必要経費を差し引いたものとなります。ですので、海外FX取引で得た収入から必要経費を差し引けるわけですが、どんなものでも必要経費とできるわけではありません。

国税庁は、下記の金額が必要経費として扱えるものだと説明しています。

1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

出典：https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htm

海外FXの必要経費は具体的にどんなものがあげられる？

具体的な例としては、取引手数料やVPSの費用など海外FX取引で得た利益に明確に必要である、海外FX取引で利益を得るために直接かかった費用が海外FXで得た利益を確定申告する際に、差し引ける金額になります。

逆に基本的に必要経費として扱えないものは、FX取引に直接関わらないものです。例えば、パソコンなどもFX取引のみで使うのではない場合は原則的には必要経費とはみなせません。加えて、スプレッドはすでに利益や損失に反映されているものであるため必要経費とすることはできません。

海外FXの必要経費に上限はある？

雑所得の必要経費に上限はありません。海外FX取引に必要である経費であれば、上限はなく差し引く対象となります。

2019年7月現在、国税庁のHPに記載の内容を元に作成した記事となります。最新の情報や詳細については、国税庁のHPをご確認、または国税局にお問い合わせいただくか、お近くの会計士・税理士にご相談ください。

この記事では、海外FXの確定申告する際の必要経費についてご説明しました。

ご不明点・ご質問等ございましたら、コメントをいただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

IronX　サポート担当